ついに、2010年F1シーズンが始まります!

今年はなんと言ってもチャンピオン経験者が4人もいる、注目すべきシーズン。以下、勝手に各チームを分析してみます。

フェラーリ:
アロンソ&マッサのラテンコンビが、かなりの競争力を発揮しそうです。マシンもコンペティティブのようですし、チャンピオン候補の筆頭ではないかと。シーズンを通して、アロンソが優勢なレースが多いと予想します。マッサは予選でアロンソを上回っていかないと、厳しいかも。

マクラーレン・メルセデス:
バトン&ハミルトンの大英帝国コンビ。仲違いがなければ、トップ争いに絡んでくるのは間違いないです。ただ、燃料給油禁止レギュレーションに、荒っぽいドライビングのハミルトンが適応できるか?自滅することが何回かありそう。バトンは、ヨーロッパラウンドに入る頃までにハミルトンに追いつかないと厳しいかも知れない。

メルセデスGP:
シューマッハー&ロズベルグのオール・ドイツ・チーム。マシンは去年のように他より圧倒的に優れているわけじゃないので、ドライバーの力量が結果に大きく影響しそう。誰もがシューマッハーが強いと思っている状況なので、ロズベルグは頑張らないといけないですね。シューマッハーはどこかのGPで優勝するだろうけど、チャンピオンシップ制覇は厳しいかもしれない。

レッドブル:
去年と同じ、ヴェッテル&ウェーバー。まあ、ほとんどのレースでヴェッテルが強さを発揮するに違いないです。マシンの進化が期待できるチームなので(なんと言ってもエイドリアン・ニューイがいますからね)、今年も最後まで「来る」でしょう。

ウィリアムズ:
ヒュルケンベルグ&バリチェロの歳の差コンビ。しぶといバリチェロが、ヒュルケンベルグにどこまで食いついていくか。意外とマシンも良さそうなので、今年のウィリアムズはザウバーと並んで面白いコンストラクターになりそうです。

ルノー:
クビサ&初のロシア人ドライバー、ペトロフのコンビ。圧倒的にクビサが速いと思いますが、まずはチームの用意したマシンのポテンシャルがよく分かりません。下手をすると、新規参戦チームと争うような状況が待っているかもしれないです。

フォース・インディア:
去年、驚きの競争力を発揮したインドチーム。スーティル&リウッツィのコンビ。去年の「尖った」マシンをどこまで安定したマシンに仕上げたか、注目です。今年も驚かしてくれるか!?

トロ・ロッソ:
ブエミ&アルグエルスアリのフレッシュ・コンビ。去年から同じドライバーですね。今年は兄弟チームのレッドブルとは異なる設計のシャーシで走ることになるので、パフォーマンスは予想できませんね。でも、ブエミはしぶとくポイントをゲットしてきそうなので、最終的なコンストラクター順位はイイかもしれない。

ロータス:
トゥルーリ&コヴァライネン。うーむ、プレシーズン・テストでの結果が悪かったのであまり期待できないような...予選番長のトゥルーリがどれくらいの速さを見せることができるか...。コヴァライネンは去年までの汚名を返上しないといけないけど、厳しいシーズンになりそうです。

HRT(ヒスパニア・レーシング):
ブルーノ・セナ&チャンドック。全く予想できません。そりゃ、ぶっつけ本番でレースするんですからね。周回遅れにされるときに、トラブルを起こさないことを祈りたい...

BMWザウバー:
デ・ラ・ロサ&小林可夢偉。唯一の日本人ドライバー、可夢偉のシーズンが始まりますね。いくつかは印象的なレースをしてくれると期待したい。シーズン終盤は資金の問題が出てきそうなので、シーズン序盤でポイントをゲットしておきたいですね。

ヴァージン:
グロック&ディ・グラッシ。風洞テスト無しのマシンは脆そう。序盤は完走も難しいはず。HRT、ロータスと最終順位を争うことになりそうです。ただ、意外と化ける可能性を感じるのはマシンデザイン&カラーリングがなせる技なのでしょうか(^_^;

 

今週末のバーレーンは絶対に見逃せませんね。予選から大注目です。

2009 FIA F1世界選手権総集編 完全日本語版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユーロピクチャーズ
  • メディア: DVD

1/20 F1フェラーリ 87/88C ( GP-12)

  • 出版社/メーカー: フジミ模型
  • メディア: おもちゃ&ホビー

F1 2009

  • 出版社/メーカー: コードマスターズ
  • メディア: Video Game

F1 ( エフワン ) 速報 2010年 3/18号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ニューズ出版
  • 発売日: 2010/03/04
  • メディア: 雑誌