F1 Rd.18 ブラジルGP: マッサ完勝 [F1]
今年のF1サーカスも終わりましたね。
FMotorsports F1: 優勝マッサ、10秒間だけの世界チャンピオン
レースは、フェラーリのマッサが完勝。突然のスコールなどのレースが混乱する要素に振り回されることなく、自分の仕事をミス無くやってのけたところは立派でした。この「強さ」をもっともっと発揮できていれば、ドライバー・チャンピオンシップの行方も大きく変わっていたことでしょう。
というわけで、ドライバー・チャンピオンシップはMcLarenのルイス・ハミルトンの手に。5位を死守するためのコンサバティブなレースだったわけですが、ファイナルラップでの逆転という、かつてない展開でのチャンピオン誕生となりました。本来ならもっと早く決着していたような気もするのを、こんな形にまでもつれ込ませたところに彼の弱さが見えます…ま、いっか。ハミルトンのことを解説してもなー。興味ないし(^_^;
4時まで起きて奇跡を信じていたのですが(後半はくじけそうだった)、セオリー通りの結果となりました。
- Ferrari:マッサは強かった。サポートに回ったライコネンは目立たなかったけど、役割を果たしました。チームは、このレースで見せた強さを、1年間通して発揮してほしい。もちろんドライバーも、ね(^_^;
- McLaren:守りに入ったレースで、あやうくチャンピオンシップを取り損ねかけたもののなんとか予定通りのフィニッシュ。コンサバティブになるとMcLarenでも簡単に中団に沈むんだなーと思った。
- BMW:今回はダメでしたね。ただハミルトンの後ろにくっついて変なプレッシャーをかけ続けたクビサは、ちょっと大人げないけどよくやった(?)。最後はオーバーテイクしたし。
- Renault:アロンソの技量だけでなく、シーズン後半のパフォーマンスアップには目を見張るモノがありました。今回も2位をゲットするとは予想していなかったです。来年はもっとコンペティティブになってほしいチームでもあります。アロンソに活躍してほしいからね。
- RedBull:ベテランのデイビッド・クルサードの最終レースは散々な結果になってしまいましたが、今年は常に10位前後の戦いを強いられていたチームでした。今回も兄弟チームのToroRossoの陰に隠れてしまった本家。来年はヴェッテルを迎えて、今年以上の結果を残しそうな予感。
- Toyota:グロックは惜しかった。もう少しだったんだけどね。予選の結果からすると、トゥルーリがもっと活躍すると思っていたけど。予選の結果を決勝につなげることができれば、チームは躍進するはず。
- ToroRosso:今回も本家レッドブルを上回るパフォーマンスを発揮。ヴェッテルもハミルトンを追いかけ回して、最後はオーバーテイク。将来のチャンピオン候補に間違いない。
- Honda:今年は本当に下位に沈むことが多く、最後まで浮上できなかった。地元レースでバリチェロががんばるかなーと思っていたけど、特に目立ったパフォーマンスは見せなかったですね。来年はロス・ブラウン肝いりのレースカーが仕上がってくるはずなので、期待したいところです。
- Williams:シーズン後半は無惨なパフォーマンスでした。今回も低迷。プライベーターとしての限界を感じさせるところですが、ドライバーはいいので来年に期待します。中嶋は残留できて良かったものの、来年は今年以上の結果を求められるはずなので、いつまでもニコの陰に隠れているようだとまずいかも。まずは予選での速さですね。
とまあ、気になったことをチーム別に書き出してみました。
来年のF1サーカスでは、新しい展開が待っていることを期待したいと思います。(そうあってほしいと思う、自分がここにいます)
一年間お疲れ様でした。
ついに2008年シーズンも終わっちゃったな。結果は…まあ、あれだったけど、まさかファイナルラップであんな展開が待ち受けているとは。ハミルトンは勝利の女神に愛されているのかな。
でも勝利の女神(運)を味方に出来る事もトップドライバーの資質の一つだと思ってる。技術はまだ荒削りだけど、やはりこれからのF1の中心になっていくんだろうな、ハミルトンは。面白くないけど…。
by とも君 (2008-11-04 06:05)
おはようさんでやんす。
最後にドラマがまっていたようでやんすね。連休中はばたばたでまだ見てないんですが、さきに結果だけ知ってしまいました(;´Д`)
by porcorosso (2008-11-04 07:40)