F1 Rd.7 カナダGP 予選: ドライバーの腕が明らかになった予選!? [F1]
もう始まっております、F1 カナダGP。
FMotorsports: カナダGPポールはハミルトンの手に
例年、荒れることが多いカナダGP。去年のBMWザウバー・クビサの大クラッシュが思い出されます。というか、あれからもう1年経っていることに、正直びっくりしてしまいます。歳取る訳だよ・・・
とまあ、そんな感想はさておき
荒れたコンディションの中、マクラーレンのハミルトンがポールをゲット!去年に引き続き、このコースを得意としているのでしょう。予選では常に最速ラップを記録していたみたいですし。ここでポール・トゥ・ウィンなんて決めたら、ちょっと勢いがつきそうな予感しますね。
そしてフロントロー奪取に成功したのは、BMWザウバーのクビサ!今一番ノッているドライバーは、去年のクラッシュなんてまったく影響がないようです。ただ、このフロントローはライコネンが失速したために取ることができたとも言えそうで、ハミルトンとは少しタイム差がある。どこまで追い詰めていくことができるか?
フロントロー獲得失敗は、フェラーリのライコネン。常にハミルトンを追いかけて予選を戦っていたようですが、Q3でまさかの約1秒落ち。クビサにフロントローを明け渡すことになってしまいました。
そしてそして、4位にルノーのアロンソがキターッ
おそらく燃料軽めでアタックしたはずですが、それでも4位を取ってしまうところが、元ワールドチャンピオン。ルノーのマシンのポテンシャルを使い切ったはずの、この結果は素晴らしいの一言です。決勝でも何かやってくれそうな予感あり。
5位には、ウィリアムズのロズベルグ。今季最高グリッドをゲット。やはり予選は速いです。相方の中嶋一貴は12位に終わっているので、ロズベルグの優秀な予選結果が目立ちますね。あとは決勝でどこまで踏ん張れるか。
6位はフェラーリのフェリペ・マッサ。ドライバーとしての評価が上がってきているマッサですが、今回はQ3で失速。肝心なところでドジるところがいつものマッサらしい決勝で挽回できるでしょうか!?
7位マクラーレンのコヴァライネン。ハミルトンとのパフォーマンス差が明らかになった予選結果でしたね。しかも、チームをスイッチしたアロンソよりも遅れたのは、ちょっと印象が悪いのですが・・・アロンソが良すぎるとは思いますけど。
ここ最近チームメイトから押されっぱなしのハイドフェルドは、なんとか8位。なんかここまで明確にパフォーマンス差が出てしまうと、ハイドフェルドもきついですね。
ホンダのバリチェロが9位というのは意外(失礼)。こちらも相方のバトンが絶不調で19位に終わっていますので、このグリッドは大事にしていきたいですねぇ。最近のホンダは徐々にパフォーマンスを上げつつあるので、決勝に期待しましょう。
10位のウェバーはQ2でクラッシュしたため、Q3タイム無しでした。Q2までのタイムならもっと上のグリッドが狙えたでしょう。
ここで気になるのが、いつも予選でTOP10に入ってくる、トヨタのトゥルーリがいないこと。"予選番長"は、このコースを攻めあぐねたらしく、チームメイトのグロック(11位)より遅れて14位でした。今回トヨタは尻すぼみで落ちていきそうな・・・
レギュラードライバーのシートが崖っぷちとも噂されているルノーのピケJr.ですが、今回も15位に終わり厳しい結果が続く。なんとか確実に走って、決勝で結果を残したいところですね。
モナコで涙を見せたフォースインディアのスーティルがフィジケラを上回る17位をゲット。これ、今期最高位なんじゃないの?決勝で雨が降ると、またスーティルが出てくるかも。
ニューマシンを投入して意気上がるトロ・ロッソ・・・と行きたいところですが、ヴェッテルはフリー走行でクラッシュした影響で予選を走ることができず。ボーデは16位を獲得したものの、ギアボックストラブルで交換してしまったため5グリッド降格だそうで。ニューマシンが安定するまでの辛抱ですか・・・
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さて、決勝は雨ということみたいで、かなり荒れるでしょうね。落ち着いて最後までトラック上に残っているドライバーに、嬉しい結果が待っているに違いない。
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